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人事ブログ

2020.12.09

#就活アドバイス

グループディスカッションの極意(前編)~目的と役割を知る~

  • こんにちは!

    人事の吉野です。

     

    近頃インターンの選考や本選考において

    グループディスカッション】に挑んでいる方も

    多くなってきたのではないでしょうか?

     

    メディアハウスも、本選考の一部に

    グループディスカッションを取り入れています。

     

    多くの企業が選考に取り入れているグループディスカッション。

    もちろん、なんとなく選考の一部として実施しているわけではなく、

    様々な意味をもって選考に取り入れています。

     

    今日は、グループディスカッションを行う意味と、

    その中身を人事目線で解説したいと思います。

     

    また、こちらは前編です。

    来週更新する後編では、実例などを交えて紹介しますので、

    2週に渡ってぜひチェックしてください!

    ●なぜグループディスカッションを実施するのか?

    ここからは、グループディスカッションをGDと略して

    説明させていただきます!

     

    企業によって選考にGDを取り入れる理由は様々ですが、

    GDによって一番期待されているのが【協調性】ではないでしょうか。

     

    世の中に存在する仕事は、ほぼ1人では完結しません。

    顧客・取引先はもちろん、同じ企業に所属する同僚や上司、部下など

    多くの人と関わることで成り立っていますね!

     

    そんな多くの人が取り巻く環境で仕事をする上で

    大切な【協調性】を発揮するのがGDです。

     

    GDで大切なのは、チームで1つの答えを根拠づけて

    導くことです。

    チームの和を乱さないように、まずはGDを円滑に

    進めるための役割を確認してみましょう!

    ●覚えておきたい!GDでの役割

    ディスカッションを始める前に決めておきたいのが

    役割分担です。おそらく、GDについて対策を始めるときに

    最初に確認するのがこの役割だと思います。

     

    どんな役割があるのか、そしてその役割に求められる

    たち振る舞いを整理してみましょう!

    【1】司会・リーダー

    いないと始まらないのが、司会・リーダーですね。

    グループの方向性をまとめたり、発言を促したりなど、

    ディスカッションの舵を取っていきます。

     

    もちろん、リーダーに求められるスキルは

    リーダーシップです。グループ全体を客観的に

    見ることができているか、そしてグループで1つの

    答えを導くためにメンバーを奮い立たせることが

    出来ているかなど、意識してください!

    【2】書記

    ディスカッション中に出た意見をメモしていき、

    グループの方向性を握るのが書記の役割です。

     

    ここで注意したいのが、書記はただのメモ係ではないということ。

    出てきた意見を客観的にみることによって、

    グループに新たな気づきを与えたり、方向性がずれたときに

    修正したりする必要があります。

     

    また、発表の際に見やすいようにまとめる力も必要です。

    ただ綺麗に書くだけでなく、整理しながらまとめていくことを

    意識してみてください。

    【3】タイムキーパー

    GDは限られた時間の中で行いますので、

    当然時間を管理する役割が必要になります。

     

    ただ、書記と同じくただ時間を測ればよいのではなく

    ディスカッションの進捗状況を見ながら、

    議論すべき内容を把握・判断することが求められます。

     

    「残り15分なので、そろそろまとめに入りましょう」

    など、残り時間を見ながらディスカッションを

    コントロールするようにしてください。

     

    時には議論が白熱しすぎてなかなかまとめに入れないこともあります。

    そんな時にメスを入れるのも、タイムキーパーの役割です!

    【4】発表者

    GDで導きだした答えを発表する役割もあります。

    人数や議論の長さによっては、2人以上で担うこともあります。

     

    発表者に心がけていただきたいのが、

    ただ議論の結果を羅列するだけでなく、その根拠と背景を

    正しい順序で的確に伝える、ということです。

     

    そのためには、自分の頭の中で発表のことも意識しながら

    意見を整理し、積極的に議論を盛り上げていくことが重要です。

    発表の時に根拠が足りない、ということにならないように

    書記と協力して意見をまとめていきましょう!

    ●役割が振られなくても大丈夫!

    役割の中でもメジャーなものを紹介しましたが、

    人数によっては役割が割り振られないこともあります。

     

    でも安心してください!

    役割がないから減点されるということはありません。

     

    役割がない人は、各役割を持っている方をサポートして

    あげられるように全体を見渡すようにしましょう。

     

    リーダーが方向性を踏み外してしまうかもしれない、

    書記のメモが追い付いていないかもしれない、

    タイムキーパーが残り時間に気が付いていない、

    などトラブルが起こってしまうかもしれません。

     

    そんな時にさっと手を差し伸べられるように意識しましょう。

    もちろん、積極的な議論への参加も忘れずに!

    ●次回はGDの議題パターン例を紹介!

    いかがでしたか?

    基礎中の基礎でしたが、改めてGDの目的や各役割に

    求められることを確認していただけたかと思います。

     

    次回は、どんな議題パターンがあるのかや、

    具体的な対策例をご紹介したいと思います。

    更新をお楽しみに!

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