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ホールディングス化の意味・メリットとは?~企業理解:企業形態を知る~
こんにちは!
メディアハウスの福島です。
いきなりですが、【ホールディングス化】という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?
近年、「○○ホールディングス」のような企業名に「ホールディングス」が付く企業が
増えているので、一度は聞いたことがある方が多いのではないかなと思います。
ちなみにメディアハウスもホールディングス化をしている企業となります。
しかし、「聞いたことはあるけどホールディングス化の意味やメリットについては知らない」
という方も皆さんの中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな方のためにホールディングス化についてご紹介したいと思います!
ホールディングス化とは?ホールディングス化とは、「持株会社を株主とし、傘下の企業の管理や指導、
あるいはグループ全体の戦略や経営方針の立案をできる組織体制にする」ことを指します。
ちょっと難しいですよね。。
ここで、メディアハウスの組織図を用いて具体的に説明したいと思います!
実はメディアハウスも元々は「株式会社メディアハウス」という一つの会社で、
事業内容ごとに部署が分かれているという形をとっていましたが、
2016年4月にホールディングス化を行い今の組織体系となっています。
メディアハウスでは、持株会社を「メディアハウスホールディングス」とし、
事業内容ごとに「メディアハウスエージェンシー」などの事業会社を設立しています。
現在はメディアハウスホールディングスがそれらの事業会社を含めたグループ全体の管理や、
戦略立案を行っています。
このように、持株会社が各事業会社の管理を行う組織体系にすることをホールディングス化といいます。
ホールディングス化のメリットとは?続いて、ホールディングス化するメリットを3つご紹介します!
➀意思決定のスピードの向上
ホールディングス化されていない場合、
事業部内でなにかの意思決定をする際には一度経営幹部に話を通す必要があります。
そのため、実際に行動に移すまでに時間がかかってしまいます。
しかし、ホールディングス化を行い事業会社に意思決定の権利を与えることで、
意思決定プロセスが短縮され、よりスピーディーな判断をすることが可能となります。
②グループ内での役割の明確化
「持株会者ではグループ全体の経営、事業会社では事業活動」というように
各社で役割を明確にすることで、それぞれが強みである領域に専念することが出来ます。
メディアハウスでも経営はメディアハウスホールディングス、
広告制作はメディアハウスクリエーション、
人材支援事業はメディアハウスエージェンシーというように各社が分担し、
それぞれが強みを発揮しています!
③他の企業を傘下に加えやすい体制
ホールディングス化している場合、他社を買収する際には
会社名や事業内容などを変えずにそのまま傘下に加えることが可能となります。
そのため、スムーズに他社を迎え入れることができる体制となっています。
実際にメディアハウスでは、2019年12月に「株式会社リンクル」という
WEB領域に特化した企業が傘下に加わっていますが、
事業内容や会社名は当時のままとなっています。
以上、ホールディングス化について説明しました!
難しい内容だったかもしれませんが
少しでもホールディングス化について知ってもらえれば嬉しいです!
今後も就活に役立つ情報やメディアハウスの紹介など、
楽しくブログを更新していきたいと思っていますので、
次の更新をお楽しみに!
<参考URL>
株式会社 船井総研ホールディングス
「ホールディングス化とは?」
https://www.funai-finance.com/basic/basicknowledge1031_2